2007年6月
今月六・七日は東京で、二十六・二十七日は新潟で研修です。東京では新基準の耐震診断・耐震補強工法を学びます。新潟では建材メーカーの視察・研修です。六千坪の敷地で自然素材を大切に、製材・乾燥・製品化まで一貫生産し、良いものを安価に提供しているメーカーです。
実は新潟行きも私にとっては地震対策の一つです。被災時、建材の迅速な入手は困難となります。阪神淡路大震災の時、地元の建築業者さんが大変に悔しい思いをしたそうです。資材が手に入らない状況下で、お客様から「助けて下さい、なるべく早く工事をしてくれないでしょうか。」と依頼されても出来なかった。しかも、地元でない地方の業者が、粗悪な材料で手抜き工事をして建築業界全体の信用を無くして去っていったそうです。本当に悔しかっただろうな、と容易に想像できます。地元業界のネットワーク作りを進めると共に日本全国規模のネットワークを構築して協力体制を作る。十年前、小さな建築会社の夢物語と、建築業界では相手にされなかった想いですが、今は日本全国に同じ想いの仲間が存在し、その仲間の輪が広がっているのです。
悪徳リフォーム業者問題、耐震偽装問題でリフォーム業界は失速し低迷したのですが、利害関係の壁を乗り越え、業界と社会の役に立つため全国で小さくても元気で真面目に一生懸命なリフォーム会社が仲間の和を作り始めています。どうか期待を込めて見守って下さい。
(廣井)



