2009年10月
人は幸せになるために生きています。
人が仕事をするのは幸せになるためです。
ところが、仕事をすることで幸せになれる人。
仕事は我慢、お金を得ることで幸せになれる人。
創業当時、共に働く仲間として、この両者のあまりに大きな違いに途方に暮れてしまったことがあります。
身体障害者の雇用率が社員の7割に及ぶ、日本理化学興業株式会社の大山会長が言われていました。
「障害者の方々はどうして会社に来て働くのだろう。
充実した施設でのんびり暮らす方が楽なのに。」
そんなとき、法事の席である禅寺のお坊さんに尋ねたそうです。
そうしたら
「そんなことは当たり前でしょう。
幸福とは、
①人に愛されること、
②人にほめられること、
③人の役に立つこと、
④人に必要とされることです。
①人に愛されること以外は働くことによって実現できる幸せなんです。
障害者の方にとっても、真の幸せは働くことなんです。」と言われ、
大山会長は、人にとって「生きる」とは、必要とされて働き、
自立することなんだと気づいたそうです。
私が小学生の時、大工で普段は無口な父親が話してくれたことがあります。完成直後の住宅を、眺めながら。
「お父さんは大工になって良かったと思ってる。おれが創った家で生活してくれる家族がいる。お父さんは、それが本当に嬉しいんだ。」
わたしが建築の道に進もうと思ったのはその時からです。
ホームケアの理念は「仕事とは人の役に立つことです。」
仕事で幸せになる会社、それが私達の目標です。
(廣井)



